早産のリスクを知っておこう

入院しているときの検査

早産での入院をされている方は私の他にも数名おられたと思います。重症度はさまざまで、私は重症ではありましたが、なんとか点滴で陣痛をおさえられていたためまだ良いほうだったと思います。隣に入院されていた方は、点滴でもおさえられなくなり、3日間ほど痛い痛いと苦しんだあと、出産になっていました。

入院中は、朝と就寝前に、血圧・熱を測定します。それと、お腹にエコーをあてて、赤ちゃんの心音を確認します。ザワザワと、お腹の中で羊水が流れ動いている音の中に、赤ちゃんのドキドキという心音が紛れて聞こえてきます。予想以上に心音は速く動いていて、初めて聞いたときは「速すぎないの?しんどいのかな?」と心配したものでした。

助産師さんはお腹を触ってから赤ちゃんの居場所をさがしあてて、その付近にエコーをセットするんです。音が上手に聞こえたのに急に聞こえなくなると、赤ちゃんが移動したり体勢をかえた証拠です。いつもより音が遠くに感じると、お腹の中でも裏側に向いているんだそうです。そんな話を聞いてからは、心音を聞きながら今日はどこにいるのかな、なんて考えていました。

血圧測定やエコーが終わるとあとはもう食事と入浴ぐらいしかすることもなく、退屈な時間を過ごしていました。検診予定日には車椅子に乗って、外来までおりていき、診察をうけました。妊娠35週ぐらいになると退院のめどがつきます。37週にはいれば、早産は免れ、赤ちゃんの機能もできあがっているからです。私も37週にはいる前日に退院することになりました。

怖いのは入院費用でした。部屋代はかからないものの、食事代に診察台、薬代などほぼ1ヶ月分で結構な額になるのではと心配しました。しめて18万ぐらいだったと思います。加入していた保険で十分おつりがくる額だったのでとても助かりました。早産も大体の保険はおりるので、忘れずに請求してくださいね。おりなかった場合でも高額療養費である程度返ってきますよ。

一人目が早産で「絶対安静」と言われ、幸いにも里帰り出産先の病院の検診後、そのまま自宅で出産から産後1ヶ月まで過ごすことになりました。これは「絶対安静の理想」だと思います。医師に指導をうけても、子どもがいれば動いてしまうものですし、動かずにはいられません。夫婦のみの生活でも、家事や料理はしてしまうと思います。自分の実家であれば、母親や家族に甘えて、洗濯からご飯の支度までしてもらうことが可能だからです。私の場合も、自分の実家でなければ、医師から入院するように言われただろうと思います。

また、「絶対安静」の目安がわからないという方も多いのではないでしょうか。絶対安静と言われても、どこからどこまでが良いのか悪いのか、どれぐらいなら行動しても良いのか、座っていることは大丈夫なのかと、いろいろな疑問があると思います。私は、その病院に友人が助産師として勤務していたので、時間をとってもらってゆっくりと話を聞くことができました。

絶対安静とは、外出はもちろんのこと禁止で、トイレ・食事・洗面・着替え以外は、横になっていることだそうです。テレビを見てもお腹が張って、子宮収縮につながるのでよくないそうですが、1日中ずっと横になっていて、テレビも見れないのはさすがにつらくて、横になったままテレビや映画を見ていました。読書は禁止されました。

やはり集中すると負担になり、子宮収縮を促してしまうからだそうです。この内容を聞いただけで、子どもがいると自宅で絶対安静なんて無理だなぁと感じますね。病院や医師によって方針はさまざまで、すこしぐらいなら家事をしてもいいと言われる先生もおられるようです。先生がどう言われようが、早産での絶対安静は自分がどこまで実行できるかです。入院のように管理されるものではないので、赤ちゃんのためだと思ってしっかりと自己管理をするように気をつけましょう。

安産のために今からできること

今まで早産で安静と言われていたのが、37週を過ぎると「安産のためにどんどん動いてください」と言われるようになります。一人目のときは、安静が解除されてからは毎日、母の仕事が終わる時間に合わせては一緒に買い物へでかけていました。往復2時間ぐらいは歩いていたと思います。途中でカフェにはいっては甘いものを食べていたので、9ヶ月から臨月にかけて2キロも増えてしまい、「体重注意」と母子手帳にスタンプをおされてしまいました。

二人目のときは、退院してからは家中を掃除していました。安産のためには床掃除がいいとよく聞きますね。床掃除に庭の草むしりまでしました。しゃがみこむあの体勢が安産に効果的なんですよ。そして、安静のため参加できていなかった母親学級にも参加しました。ヨガをしてみたり、お腹の中の赤ちゃんの様子などの話を聞きました。

立ち会い出産を希望していたので、主人も一緒に参加するように言われていましたが、どうしても都合がつかず私だけの参加でした。そこで、出産のビデオを見たのですが、それは壮絶で下をむいてしまいました。初産の方は私と同じような反応をされていました。病院にもよりますが、立会い出産を希望する旦那さんは、強制的に一緒にそういう場に参加すると決められているところもあるようです。

参加できない方は立会い出産ができないのだそうです。私が出産した病院ではそこまで強く決められていませんでしたが、「出産時に旦那さんが倒れないようにだけ気をつけてください。倒れても後回しになります」と言われてはいました。実際、私の友人のご主人は、出血を見て倒れてしまったそうです。出産が終わるまで奥さんの足元で倒れたままで、無事出産してから処置をしてもらっていたそうです。