お腹に第2子ができた

最初の妊娠物語

私は産まれも育ちも名古屋で、コンビニで働いていました。そこで主人と出会い、10代で結婚を決めて、主人の実家がある田舎に嫁ぎました。田舎なのでなかなかいい仕事も見つからず、やっと見つけたのがコンビニの早朝からのバイトでした。朝には強いので、特に苦痛を感じることもなく、朝4時半頃に起きて身支度を整え、6時に出勤する生活をおくっていました。

それが、ある頃から全く起きれなくなってしまい、起きても体がだるくて重たくて、なんとなく気分も沈みがちでした。菓子パンや、コンビニのお弁当は苦手で全く食べたこともなかったのに、急に食べたくなったりしてどうしたのかなぁと不思議に思っていました。そんなとき、トイレの掃除にはいって鏡にうつった自分を見てびっくり!

お肌には自信がある私で、メイクもナチュラルメイク派、うっすらとしかファンデーションはのせていません。それが、頬から口の周りにかけてファンデーションが角質のようになって、ポロポロとはがれていたのです。そのとき、「寝ぼけて違うものをぬってしまったのかな!?」と思い、急いで顔を洗いました。するとなんとなく、かゆみが残りました。

しばらくしてまた鏡をのぞいてみると、いつもの私の肌でした。次の日も気にすることなく、同じようにメイクをして出勤しましたが、ロッカーの鏡を見てびっくり!昨日と同じようにポロポロと白くなっていたのです。不思議に思って鏡をのぞきこんでいると、社長の奥様に「あんた、できちゃったんちゃうか?」と言われたのです。

今までは経験もなかったですし、自覚症状もなかったので「いいえ、そんなことはないと思います。環境がかわったので体調を崩してるのかなと思います。」と答えたことをよく覚えています。後日、月経が遅れて妊娠検査薬を試すと見事に陽性反応がでました。妊娠・出産を経験した女性は敏感に気づかれるのだなぁと驚きました。

結婚することは決まり式の予定もたってはいましたが、入籍はまだ先の予定だった頃です。月経が1週間ほど遅れており、少し不安を感じていました。入籍をして結婚式をあげて、予定しているハネムーンから帰ってから子どもを、と思っていましたので。それに、自分が育った大阪とはかけ離れた田舎の生活に慣れず、友達もおらず、車の免許ももっていなかったのでどこにもでかけられずでした。

ホームシックとマリッジブルーに陥ってしまい、結婚解消をして実家に帰りたいと思うようになっていました。そんな理由からなんだかこわくて妊娠検査を出来ずにいました。そんなときに、主人と一緒にショッピングセンターに行き買い物をして夕食のために、定食屋さんにはいりました。でてきたお味噌汁と白飯の匂いと湯気に、猛烈な吐き気をおぼえて慌ててトイレへかけこみました。

鏡をみて、体質が変わりメイクができなくなってしまった顔を見て、お腹をさわってみると、「お母さん、私はここにいるよ。気づいて。」と言われているような気がして、妊娠を確信しました。その帰りに、主人と一緒にドラッグストアへ行き、妊娠検査薬を購入しました。なんだかとてもドキドキして恥ずかしいような気持ちでした。

家に帰ってまっすぐトイレへ行き、妊娠検査薬を試してみると陽性反応が。不安と焦りと一緒に嬉しい気持ちがおしよせてきました。第2子ができて、主人は私以上に喜んでいました。その後すぐに本格的なつわりがはじまり、吐き気で全く食事のとれなくなった私に義母が気づいて、家族に報告をしました。報告をしていなかったのは、やっぱり病院できちんと診てもらってからと思っていたからです。テレビドラマでも、よく吐き気を感じて妊娠を疑うシーンがありますが、まさにそのとおりでした。はっきりと今でも覚えています。

第2子ができたことを確信する

長女が2歳半になった頃、そろそろ第2子がほしいなぁと思うようになっていました。周囲の友人も子どもが2人、3人といて、兄弟・姉妹をみているとなんとも可愛らしく感じたものでした。主人に相談して、第2子はできれば男の子という希望があったので、インターネットで産み分け方法を調べました。

排卵日の1日前〜1日後と書かれているのを見て、自分の基礎体温をチェックしながら子作りをしました。第2子がほしいと思い、子作りをした初めてのことです。言葉ではどう伝えていいのかわからないのですが、見事にできたと感じました。主人に、「絶対に成功した!」と言ったのを覚えています。主人も「なんでわかるんや?」と言っていましたが、私にはわかったんです。

不思議な感覚でした。それを友人に話すと、女性は第2子以降結構わかることが多いらしいよ、と言われますます成功したことを期待しました。それからは、掃除したり重たい荷物を持つことにも敏感になってしまって、「絶対できてるから、それを持って。」や、「出来てるから、車の運転気をつけて。」など言っては、主人や友人に笑われていました。

でも私は本当に自信がもてるぐらい、何かを感じていました。それに、母親と子のつながりの神秘すら感じて、毎日感動していました。もう早く早く妊娠検査薬を試したくて仕方がなくて、早々に購入してスタンバイしていました。毎朝の基礎体温も毎日ドキドキしながらつけて、「よし、今日も高温!」というのが口癖になっていました。

体温がさがっていたらその数日後に月経がはじまるからです。待ちきれなくてフライングでの妊娠検査になりましたが、うっすらと陽性反応を確認でき、病院でも心拍を確認できたときは飛び上がって喜びました。長女のときは肌荒れがひどく、それが妊娠の兆候でしたが今回は肌荒れは全くありませんでした。

化粧品が合わなくなってしまって、全て変えた覚えがあったので、とてもほっとしました。主人はそれを理由に、「今回はできてないんちゃうか?」と心配していました。妊娠の兆候と一言で言っても人それぞれで、同じ体であっても症状はさまざまなんだなぁと思いました。