陣痛の始まりから間隔

早産でも慌てない

初めての出産はわからないことばかりです。どんな兆候があらわれて、どういう風に出産まですすむのか。そういった説明も母親学級で指導をうけました。破水・おしるし・陣痛などの話でした。出産が近づくと、おしるしといわれる出血があります。子宮収縮にともなって、卵膜がはがれ出血をするんです。これも絶対にあるとは限らず、おしるしがないまま陣痛がきて出産することもあれば、出産までに何度もおしるしがある人もいます。

また、おしるしがきてから数時間で陣痛がはじまる人もいれば何日も陣痛がこないままなど、本当にさまざまです。出血の色も真っ赤だったり、茶色だったり、ピンク色だったりします。量は、500円玉ぐらいの量の人もいれば月経のような量の人もいます。私の場合は、一人目は大量のおしるしがあり、すぐに陣痛がはじまり、二人目は全くないままでした。

三人目は2回ほど日をあけて500円玉ぐらいの量のおしるしがありました。慌てて病院へ行くものではないですが、初めての人は不安になってしまいますね。あまりにも出血がだらだらと続いたり、お腹の痛みがあるようであれば、受診してください。不安な場合はすぐに病院に電話してください。助産師さんから、出血の色・量を聞かれると思いますので落ち着いて答えてくださいね。

私も一人目のときは、出血が多かったので不安になってすぐに電話しました。「500円玉ぐらいの量ですか?」と聞かれて、「生理のときぐらいあります。」と答えました。「粘り気がありますか?」と聞かれ「さらさらしています。」と言うと、匂いを尋ねられましたがわかりませんでした。破水の可能性があるからすぐにきてくださいと言われて受診したところ破水していました。電話して病院へ行って大正解だったということです。

私は3人を出産しましたが、3人とも早産でした。早産とは妊娠22週以降から37週未満での、腹痛・出血・破水・粘り気のあるおりものの増加・規則的な子宮の収縮・内診での子宮口開大などで診断されるものです。症状は個人差があり、自分で自覚して病院に行く人もいれば全く自覚症状がないまま検診時に言われる人もいます。

私は、全く自覚症状がなく、一人目の出産予定日が近づき、里帰り出産先の病院へ検診に行った際に言われました。突然のことで驚いてしまったのと、初めてのことなので病院から帰ることさえ怖かったです。 私の場合は、子宮頚管長が2センチほどしかなく、子宮口も4センチほど開いていると言われました。ふつう、子宮頚管長は3センチから4センチの長さで、3センチをきると早産と診断されることが多いです。

子宮口は10センチで全開になり、いきむことができます。本来なら陣痛とともにじょじょに開いていくもので、開きが悪いと長い陣痛に耐えなければならず、難産となります。私は、いつ陣痛がきてもおかしくない状態で、入院するか実家で絶対安静するかという瀬戸際でした。義実家で安静は気をつかってゆっくりしにくいですが、自分の実家ならゴロゴロできるということで、自宅で絶対安静になりました。

出血も下腹部の痛みもなく、あとになって思えば、「おりものが急に増えていたかなぁ。」というぐらいで、自分では全くわかりませんでした。それだけに、自分のわからないところで異変が起きていたと思うと怖いものがありました。病院や医師によっても方針はさまざまなようです。少しでも早産の兆候があれば、入院をすすめられることもありますし、すぐに安静解除されることもあります。小さな子どもがいるとなかなか簡単には入院はできませんね。医師とよう相談して、家族と話し合い、決断するようにしましょう。

慌てて病院に向かうことになる

二人目妊娠中の妊娠31週の頃でした。今でも思い出すとゾッとして冷や汗がでてきます。夕方5時を過ぎて、長女が外から帰ってきて手を洗っていました。突然、激しい陣痛に襲われて、うずくまりました。30秒ぐらいたつと嘘のようにおさまりました。私は慢性の便秘症で、妊娠してさらにひどくなり、前回の検診時にマグミットという薬と、ラキソベロン液という薬を処方してもらっていました。

マグミットは陣痛はおきないのですが、ラキソは痛みをともないます。それも自分で量を調整して、お茶や水に数滴おとすのですが、あまりにも便秘がひどくてお腹の張りがひどかったので、前日にいつもより少し多めにおとしていました。それが原因だろうと思い、もうすぐ便意がくるのかなと思っていました。

しかし、次に10分後にきた痛みはとてつもなく痛く、身の毛がよだつような陣痛でした。これはおかしいかも・・・と思いましたが、これで病院に行ってただの便意だったら恥ずかしすぎると思い、次にまた同じ痛みがくるようなら病院に電話することにしました。次の痛みがくるまでの間、怖くて怖くて仕方がなかったです。すぐにでも電話すればよかったと思っています。

そして10分後にきた陣痛は、もう我慢できないような痛さで、すぐに病院へ電話しました。妊娠週数と症状を伝えると、助産師さんからすぐに来てくださいと言われました。ですが、病院まで片道35分、峠をこえなければいけません。長女もいます。主人はまだ職場で、帰ってくるのを待っていては遅すぎます。

私はすぐに隣の友人の家へ行き、事情を話して連れていってもらうことになりました。友人の子どもは近所の友人へ預け、長女を連れて病院へと慌てて向かいました。車の中から主人に電話をして、病院へ直接きてもらうように頼み、10分間隔の痛みが増していくのを感じながら不安と闘いました。